iPod Touch2.0のファーストインプレッションとiPhoneへのがっくり感
2.0で便利になったとこというと…スクリーンショットが簡単にとれるようになったことかな。Homeボタンを押しつつ、Sleepボタンを押すととれる。勝手アプリの『ScreenShot』はよくフリーズしたので。でも今のところそのくらいであんまりメリットが感じられないなあ。
AppStoreからダウンロードできるアプリってほとんど有料なのであまり利用者の裾野は広がらなさそうではある。ソフトは感覚としたら高め。『iBeer』って推測するに単なるジョークソフトだろうけど、これに350円は高いねえ。ここで裾野を広げるためにはAppStore側は
- そのソフトが試用可能とする仕組み
- どのようにいいのかを情報をオープンに共有する仕組み(Amazonのような)
が必要かなあ。上記に関わりなく、ビジネスとしてApp提供側がもうけるには、Webサービスのクライアントソフト提供だけにとどめといた方が一番メリットありそう。
…こう考えるとiPhoneって何が新しいのかわかんなくなってきた。旧来の携帯アプリビジネスとどう違いがあるのか。オープンな感じがあまりしない。結局iPhoneって日本携帯業界の黒船でもなんでもなくて、一見ぶちこわしにきたようなイメージを作ったので利用したけど、やってることの本質的なとこは旧来とかわんない。逆に日本市場のやり方で最後の最後ににうまみをすくいにやってきた気がする。ただ日本の携帯アプリ市場が諸外国に比べ成熟しすぎてたのかもしれない。個人の事情としてはiPod Touch購入してたのでUIの目新しさに感動することがなかったからか。なんかよくわかんないけどちょっとがっくり。Appleに別の期待し過ぎたのか?なんにせよ、iPhone買わなくてよかった。←これは言い過ぎた。