水都大阪2009

大阪へ帰って、巨大アヒルちゃんをみてきたよ。まずは天満橋駅下車。

遠近感がおかしすぎる。やっぱりこのイベントの宣伝部長だったようでみんなに写真撮りまくられてた*1。途中一回しぼんだらしくて姿消してたらしいですが、この日はご健在(しぼんだとこもみてみたいけれども)。

天満橋駅からなにわ橋駅まで川沿いをあるく。屋台がいっぱいでていて、食べ物には困らないけど日陰には困る感じ。だけどドライミストがあちこちにあって涼をとりつつ、ベトナム料理屋アンゴンの屋台がでてたのでそこで海老ラーメンを食す。

橋下知事が横槍いれたようで、川沿いは不自然にコストカット意識にあふれた催しがたくさん。でも手作りが基本らしく素朴で適当なぬるさが楽しい。巨大砂場で子供たちがはしゃぎまくる中、職人さんが作ったらしき砂の大阪城サグラダファミリアありました。モンサンミッシェルは製作中。手作りのアーチがキラキラ光ってきれい(夜はもっとめっさきれいらしい)。一緒に行った市職員からいろんな開催裏話を聞きながらぽてぽて歩く。

大阪証券取引所のロビーを通って、地下鉄なにわ橋駅へおりていくと、改札の上にトラやんが!トラやんワールドをしばし楽しむ…。ヤノベケンジの本買おうかなあ…。


地下鉄から地上にでると、中之島のステキビル群が。中之島の公会堂のロビーでカーネルさんがあったけど足がないので亡霊みたい。公会堂内部も一般公開されててたので内装を愛でる。照明がステキすぎる。

中之島図書館の1部屋でまたヤノベケンジのメランコリックな作品みる。中之島図書館は外国の図書館みたいなとこが好きで高校時代よく通ってた。大阪市役所のロビーに展示してあるジャイアントトラやんを生でみる。しかもこのトラやんは火を噴くらしい(けどそしたら市役所が丸コゲになるのでやってない)。しかしすごいな、市職員は毎朝このメタリックなトラやんを眺めつつ出勤してるのか、うらやましいなあ。

無駄にデコラティブな郵便ポストと日銀の前を通ったところで、日も陰って淀屋橋駅へ。

正直、あひるちゃんとヤノベケンジ以外は全く期待してなかったのだけど、結構おもしろかったというか、効率的に集客するにはどうすべきか考え尽くされてて感心した。バックに金や利権が感じられないというか、軽妙な感じ。実際、大阪の宝ともいうべき中之島の建造物や大阪発信アートや、大阪の得意とする金の無いなりのサービス精神やアイデアというものを人に認知させるには抜群の宣伝効果があったのはなかろうか。何せこれが全部無料だしな、すばらしすぎるー。

ほんとは火を噴くラッキードラゴンもみたくてあちこち歩き回ったけど、どこかいっててみられなかった。実際こんな感じだった模様。すごい。

*1:これから行こうとしてる人にまめ知識→個数限定のアヒルちゃんミニチュアは売り切れ、再入荷の予定もなし