ヒマつぶし

妹がめちゃくちゃ漫画好きなので(というか本自体もすごく読む)、実家に帰ったら必ず漫画が増えてる。今年も例にもれず。

スノウホワイト グリムのような物語栞と紙魚子の百物語 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)諸星大二郎自選短編集 汝、神になれ 鬼になれ (集英社文庫(コミック版))私家版鳥類図譜 (KCデラックス モーニング)革命家の午後 (Fx COMICS)掃除当番―武富健治作品集

妹的には諸星大二郎がめっちゃきてたみたいで、集中的に増えてた。たしかに結構おもしろい。特に「スノウホワイト」に収録されている、血入りソーセージがレバーソーセージをご招待して逃げられる話がシュールでよかった。

食卓に血入りソーセージとレバーソーセージが座っていて、血入りソーセージの頭蓋骨をぱかっと開けた中にたくさんプカプカ浮かんでいるソーセージが取り出されてごちそうとしてふるまわれる。血入りソーセージがそのソーセージが自分の脳から出されたのを知らずにうまいうまいと食べてる。それを見て、レバーソーセージが自分のごちそうも自分の脳のなかのソーセージかもしれないとビビりながら食べてるシーンが印象的だった。怖いんだけどなんだかとてもおいしそうで。だって実際、血入りソーセージってすごい美味しいしなあ。