とりとめもないこと

今日は買い物をしよう、ということで代官山にいってみたらいきなり、店がなかった。
しょうがないので代官山から渋谷までうなだれながらもぽてぽて歩いた。ドレステリアのカーキとパープルのボーダーのニット帽がマフラーとセットで売っていて超かわいかったが、本当はニット帽だけ欲しかったのと価格が18,000円もしたため諦めた。ニット帽をさがす旅はまだまだ続きそうな模様。
今年の流行は自分が可愛いと思える物が多くて購買意欲は増しているものの、何故だか今年は衣服の価格が馬鹿みたいに高くて、去年よりもう全然高い。正面に大きく「7」と書いてあるだけのちょっとかわいいだけのニットが61,950円てどういうこと。サルトルのちょっとかわいいウエスタンブーツが10万超えってどういうこと。店内にも関わらず思わず「高っ!」って声を発してしまい逃げるように外に出た。慎ましく生きてる人間が買うもんじゃない価格帯のものがとても増えた気がする。
アパレル業界への恨み節とかをいろいろ夢想してて注意力低下してた自分は、山手線新宿駅で電車に乗ろうとした際、まるで手錠をかけられたような格好で、ドアに手を挟まれてしまう。紙袋を握る手を離したら手は抜けそうだが、買ったばっかりの服を手放すことはできない。木の実欲しさにひょうたんに手を突っ込んで抜けなくなった欲深な猿のようにパニック起こしてた自分を助けてくれた見知らぬ乗客の皆さん、どうもありがとう。誤解してたよ、東京はまだまだ砂漠じゃないね。ちょっとぐらい物価が高くてももうちょっと頑張るよ。(空々しく)