25時

20040307の映画を見てくる。以下、ネタばれ注意。

25時間後に7年間の刑期に服さなければならない麻薬ディーラーの話。自分が引き起こした故の確実に来る別れに対する悔恨の念が季節柄ぐっとくるっす。でも生き延びてゆくしかないし、もうやつらと人生を交えることはできない、だから自分にはきっとやつらもうまく生きていくだろうことを祈るしかない。祈るしかない無力さが悲しい。
また、アメリカの刑務所では優男は入所当日から女役をやらされることに関して、主人公がおびえまくる心情は、悲壮さを通り越してなんかおかしい。笑うしかない状況。笑いながらもとても悲しい。
どうしようもない状況のなか、最後に見る幻の中にだけ一片の希望が残っている。